今も昔も、検索エンジンスパムは魑魅魍魎のごとく蠢いています。
なお、今は通用していても、ある日突然ペナルティが発動するケースがあります。せこく検索エンジンの取り締まりをかいくぐるのか、清廉潔白でいくのか、ポリシーを明確にしておきましょう。
検索エンジン最適化とは違います。 | ||
---|---|---|
上位表示されているサイトにも、時々見受けられますが、明らかに邪道です。 | ||
絶対に手を染めないでください。 | ||
また質の悪い業者自体がこの手法を「検索エンジン最適化」と称している場合もあります。外注するときは必ず気をつけてください。 | ||
現在では、大手検索エンジンサイトも、日々対策を講じています。 | ||
さらには密告制度まで設けて、最悪の場合、永久追放のペナルティまである、と言われています。 | ||
あくまでも上位表示、検索エンジン対策は王道を歩みたいものです。 | ||
王道を進めば、まともなコンテンツ作成であれば、キーワードは必然的に適正に記述されます。 | ||
王道のSEO=検索エンジン最適化、Webポジショニングは、コンテンツ最適化であり、そのコンテンツに相応しい検索結果の順位を獲得するものです。 | ||
コンテンツのレベルからかけ離れて、検索エンジンで上位表示されることは、実に恥とすべきことです。 | ||
また王道は、自サイトよりコンテンツが劣りながら、上位表示されているライバルサイトに対し、正しい順位を奪還する正当な権利要求でもあります。 | ||
とにかく、情けない邪道に勤しむくらいなら、コンテンツの充実に励みましょう。 | ||
訪問者や検索エンジンを詐く性根なら、商材そのもの、ビジネスそのものさえも、消費者を詐くものかもしれませんね。 | ||
▼隠しテキストなど | ||
背景色と同色のフォント | ||
<span style="color:#FFFFFF">キーワード1、キーワード2、キーワード3、キーワード4、キーワード5、<br> キーワード6、キーワード7、キーワード8、キーワード9、キーワード10、<br> キーワード11、キーワード12、キーワード13、キーワード14、キーワード15</span> ※不自然なスペースを見付けたら、ドラッグしてみてください。 |
||
最小のサイズのフォント | ||
<div style="font-size:1px">キーワード1、キーワード2、キーワード3、キーワード4、キーワード5、キーワード6、キーワード7、キーワード8、キーワード9、キーワード10、キーワード11、キーワード12、キーワード13、キーワード14、キーワード15</div> ※画像のラインかな?と見せ掛けます。 |
||
▼alt属性 | ||
1x1の画像に説明文を埋め込む | ||
<img src="spam.gif" width="1" height="1" alt="キーワード1、キーワード2、キーワード3、キーワード4、キーワード5、キーワード6、キーワード7、キーワード8、キーワード9、キーワード10、キーワード11、キーワード12、キーワード13、キーワード14、キーワード15"> ※これをやれば、キーワード記述は10倍、100倍になります。 |
||
画像に関係ない説明文を埋め込む | ||
<img src="spam.gif" alt="キーワード1、キーワード2、キーワード3、キーワード4、キーワード5、キーワード6、キーワード7、キーワード8、キーワード9、キーワード10、キーワード11、キーワード12、キーワード13、キーワード14、キーワード15" width="48" height="48"> ※これが「Google Dance SEO=検索エンジン最適化」程度なら適正の範囲でしょうが、やり過ぎは禁物です。 |
||
▼メタタグ | ||
htmlのメタタグに関係ないキーワードを埋め込む | ||
<title>関係ないタイトル</title> | ||
<meta name="keywords" content="関係ないキーワード"> | ||
<meta name="description" content="関係ないキーワードを埋め込んだ紹介文"> | ||
※タイトルはキーワードの重み分けとしては、かなりウェイトが高いので不正のやりがいがあります! またキーワードタグは、不逞の輩のお蔭で最近は無視されているようです。 説明文はタイトルほどではありませんが、かなり重要な箇所です。パワーユーザーにソースを見られて恥をかくことのないようにしておきましょう。 |
||
因みに実際のところ、上位表示されているサイトは、意外とメタタグを記入していないところが多いようです。コンテンツ次第ということでしょう。 | ||
不必要なメタタグにキーワードを埋め込む | ||
<meta name="author" content="キーワード"> | ||
<meta name="abstract" content="キーワードを埋め込んだ紹介文"> | ||
※明らかなスパムとは言えないかも知れませんが、ソースを見る訪問者からは嫌われますね。 | ||
▼隠しリンク | ||
一般のユーザーには見えにくく、ロボットにリンク先を収集させるように… | ||
<a href="hogehoge">.</a> | ||
一般のユーザーには見せずに、ロボットにリンク先を収集させるように… | ||
<a href="hogehoge" id="spam">キーワード</a> #spam:link { color:#FFFFFF; } #spam:visited { color:#FFFFFF; } #spam:hover { color:#FFFFFF; } #spam:active { color:#FFFFFF; } |
||
<a href="hogehoge"><img src="spam.gif" width="1" height="1" border="0"></a> | ||
▼CSS悪用 | ||
キーワードの重み分けのタグを使用しながら、見た目はそうならないやり方 | ||
見出し文字なのに、見出しに見えない。 |
||
.H1_spam { font-size: small; font-weight: normal; } <h1 class="H1_spam">見出し文字なのに、見出しに見えない。</h1> |
||
太字なのに、太字に見えない。 | ||
.strong_spam { font-weight: normal; } <strong class="strong_spam">太字なのに、太字に見えない。</strong> |
||
斜体なのに、斜体に見えない。 | ||
.em_spam { font-style: normal; } <em class="em_spam">斜体なのに、斜体に見えない。</em> |
||
実はこれ、SEO(検索エンジン最適化)サイト自身のページでも見掛けました。検索エンジンスパムとは違うかもしれませんね。でも検索エンジンのロボットに見せるソースと、ユーザーが見る画面とは違うということは事実ですが… | ||
▼その他 | ||
クローキング:ロボット用と一般閲覧者を別々のページに誘導する | ||
例えば表示が崩れることを嫌って、Internet ExplorerとNetscapeで違うページに誘導する定番テクニックがあります。これはUSER-AGENTを見ています。この手法などを"応用して"検索エンジンロボットと通常のブラウザを別々のページへ導く技です。 | ||
あるいは、ロボットのIPアドレスによって誘導することも可能です。 | ||
リダイレクト、ドアページなど:検索エンジンで上位表示ページを読ませ、別のページに飛ばす。 | ||
<meta http-equiv="Refresh" content="5;url=http://〜"> | ||
function refresh() { location.href = "http://〜"; } <body onload="setTimeout('refresh()', 5000);"> |
||
<script language="javascript"><
!-- window.location.replace("http://〜"); //-->< /script> |
||
上位表示されたライバルサイトのソースをコピーして流用する!? | ||
リンクファーム:いかがわしいSEO業者が仕組んだ相互リンク? | ||
PageRank(ページランク)を上げるために、SEO業者が胴元となって、まるでMLMのようにリンク構造を増殖させる仕掛けらしいです。 | ||
アメリカあたりでは、これがビジネスとなり、そしてこの会社も顧客もGoogleなどから抹消されるペナルティを受けたケースもあるそうです。 | ||
▼通報… | ||
別に奨励しませんが、覚えておいてください | ||
infoseek | ||
goo | ||
●検索エンジンスパム考 | ||
さて、なぜ検索エンジンスパムは悪いのでしょうか? | ||
逆に、こういった手法を用いない"まともな"ところでも、たまたま上のほうに表示されて、クリックして訪問してみれば、ガッカリするサイトは腐るほどあるような気がしますが… | ||
アクセス解析していると、私のサイトの訪問者でも、期待はずれだっただろうなぁと恥ずかしく思うケースがかなりあります。 | ||
いきなりFlashやら、思いっきり大画像やら、むりやりBGMやら、ぎっしり見出しフォントやら。訪問者の中には嫌がっている人もいるのではないでしょうか? | ||
テレビでも、いかにも思わせの切り方で、見たくもないCMを見せる番組も多いですよね。 | ||
あるいは、商品の価値以上の大物タレントを起用して、売上を伸ばそうとする企業はどうでしょう? | ||
結局、作為はどのようにもできますし、どの世界でもあります。 | ||
不正を働いている方が、正当なところよりも、ユーザーや消費者にとっては価値があるということもありうることです。 | ||
検索エンジンスパムを施す人も、検索エンジンスパムを詰る人も、まずは自分のWebコンテンツを高める努力をするほうが生産的なような… | ||
最新の検索エンジンスパム情報は、邪道の上位表示・SEOスパム :SEO塾へどうぞ。 |
(C) 2013 Google Dance(グーグル ダンス) by Google(グーグル)などの検索エンジン対策はSEO塾で! |